おまとめローンおすすめ10選!どこも通らないときに審査が柔軟な銀行はある?

おまとめローンおすすめ

複数の会社からお金を借りている人は、おまとめローンの利用をおすすめします。

おまとめローンでお金を借りることができれば毎月の支払額が軽減されるほか、支払日も1日になり返済管理がしやすくなります。

おまとめローンは一般的に返済専用ローンであるため、借金完済までの具体的な目途が立つメリットも。

借金完済に向けて取り組みたい人は利用しない手はないでしょう。

おまとめローンの概念
目次

審査に通りやすい銀行のおまとめローンは?

おまとめローンを必要とする人は複数のローンを抱えており、返済能力の限界に近い人も多いため審査を甘くしても融資しにくいのが実態です。

なぜなら、銀行のおまとめローンによる過剰貸付の防止(出典:首相官邸ホームページ)を求める世論や、金融庁による融資審査態勢の調査もあるからです。

とはいえ、通常の個人向けローンを3~4社まとめることで数百万の融資になるため、得られる利息収入を銀行は無視できません。

銀行の審査が甘いかどうかは保証会社しだい

銀行おまとめローンは保証会社と提携しており、返済が困難になった場合に代わりに返済を行ってくれます。

ですので、保証会社から融資の承認を得られれば、おまとめローンの審査は甘くしやすいといえるでしょう。

保証会社に返済を立て替えてもらえるなら、銀行はおまとめローンの契約も得たいと考えますし、そのために「保証料」を支払っているからです。

複数の保証会社と提携していれば融資の可能性は高まる

顧客が良い条件でお金を借りられるように、複数の保証会社と提携しているおまとめローンもあります。

審査基準が同一なら、提携する保証会社は1社で十分です。

しかし、保証会社も自社を存続させるために、独自の審査基準を設けて銀行と提携しています。

銀行にとって好条件の保証会社を利用できれば、おまとめローンの審査も有利に進めやすいといえるでしょう。

おまとめローンとは

おまとめローンとは「複数ある借り入れを一本化する融資」のことです。

一般的には返済専用ローンであるため、カードローンのように追加で借り入れはできません。

しかし、借り入れを一本化することで、毎月の返済額を抑えたり、総返済額を減らしたりことができます。

下記では、おまとめローンの事例を具体的に解説します。

事例A

年収:500万円
手取額:月額約33万円(税金控除後・ボーナス考慮せず)
月支出額:28万円(家賃・食費・娯楽費 その他)
借入額:消費者金融3社から合計150万円

事例Aの借入状況

スクロールできます
借入条件レイクアイフルプロミス合計
最低返済額15,000円13,000円13,000円41,000円
借入残高500,000円500,000円500,000円1,500,000円
借入限度額500,000円500,000円500,000円1,500,000円
上限金利年18.0%年18.0%年18.0%
返済回数47回58回58回

事例Aの場合では、一か月分の手取額から一か月分の支出を控除した金額が約50,000円となるため、借り入れの最低返済額である41,000円の支払いをした後では、手元にお金がほとんど残らないことになります。

生活費の中で「子供ができた場合」や「転職した場合」、「収入が少なくなった場合」などを考慮すると、現在の借入負担額は大きいといわざるを得ません。

返済回数も最大で58回(4年10ヵ月)と長く、その期間返済を継続できるか不明確です。

そこで「プロミスおまとめローン」を利用し一本化すると借り入れの内訳は下記になります。

借入条件プロミスおまとめローン
最低返済額35,684円
借入残高1,500,000円
上限金利年15.0%
返済回数60回

プロミスおまとめローンを利用すると毎月の借り入れが一本化され、毎月の返済額が41,000円から35,684円に減額されました。

おまとめローンにより1社での借り入れが100万円を超えたため、金利も15%に軽減されています。

金利の上限は貸金業法で決まっており、100万円以上の借り入れは15%に金利が下がるのです。

消費者金融の金利

一か月で約5,000円の返済負担の圧縮になり、年間にすると60,000円以上の効果があります。

また、プロミスおまとめローンは最大で120回(10年)まで借入期間を延ばせます。長期返済になれば月々の返済負担は大幅に圧縮可能です。

150万円、金利15.0%の返済額

回数毎月返済額
72回31,717円
84回28,945円
96回26,918円
108回25,386円
120回24,200円

120回(10年)でおまとめローンを利用した場合は、毎月返済額が24,200円となるため、おまとめ前と比較して毎月17,000円支払負担を軽減できます。

このように、おまとめローンは利用することで毎月の返済額を減らし、家計収支を安定させる効果があります。

おまとめローンは総量規制の対象外

消費者金融などの貸金業者には、貸金業法で定められた総量規制と呼ばれる貸付規制があります。

これは顧客保護の観点から、貸金業者からの借り入れが原則年収の3分の1までとされる規制です。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

引用元:日本貸金業協会

事例Aのように年収500万円の人なら消費者金融から借り入れできる上限額が166万円になります。

計算例

500万円÷3=1,666,666円

事例Aの借り入れ状況であれば、総量規制によって借入可能額は最大で16.6万円となるため、新たに150万円借り入れすることは不可能です。

しかし、おまとめローンであれば「顧客に一方的に有利となる借り換え」としてみなされることから、総量規制の対象外とされています。

「おまとめローン」で金利が有利な貸金業者にローンを一本化したいのですが、貸金業者の「おまとめローン」には総量規制が適用されるのですか?

複数の借り入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借り換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

引用元:総量規制が適用されない場合について

総量規制そのものが顧客保護の観点に立っているため、顧客有利な借り入れに関しては規制する必要がないわけです。

総量規制は貸金業法に定められた規制で、消費者金融やクレジット会社などの「貸金業者」に課せられたものであることから、貸金業法に規制されない「銀行」「信用金庫」「労働金庫」は対象外です。

おまとめローンで金利が下がる

おまとめローンで借り入れを一本化すると金利が下がる可能性があります。

金融機関の貸付金利は「利息制限法」という法律の範囲内で設定することが義務付けられています。

借入金額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

利息制限法では、借入金額が100万円以上の場合、金利を15.0%以下に設定しなければいけないと定めています。

事例Aでは、おまとめ前の借り入れは各社限度額が50万円だったことから金利が年18.0%と設定されていましたが、おまとめローン後では1社で借入金額が100万円以上となるため、金利を15.0%に下げなければいけません。

金利が下がる理由

金利が3%下がると、100万円の借り入れに対して年間30,000円も削減できる効果があります。

借り入れの本数を多くするよりも、まとめたほうが利息の削減効果も高いわけです。

おまとめローンで利息が増えることも

おまとめローンで他社借り入れを一本化することで、利息制限法によって金利が下がる可能性がありますが、総返済額(支払利息)は逆に増えてしまう場合もあります。

おまとめ前の条件で返済

スクロールできます
借入条件レイクアイフルプロミス合計
最低返済額15,000円13,000円13,000円41,000円
借入残高500,000円500,000円500,000円1,500,000円
上限金利年18.0%年18.0%年18.0%
返済回数47回58回58回
支払総額698,327円750,625円746,160円2,195,112円
支払利息198,327円250,625円246,160円695,112円

おまとめ前の条件で完済まですると、支払総額が2,195,112円となり、借入元金を控除すると支払利息が695,112円となります。

これをおまとめローンで一本化して、金利が15.0%に下がった場合で計算した結果は下記のとおりです。

スクロールできます
回数毎月返済額総返済額支払利息
72回31,717円2,283,624円783,624円
84回28,945円2,431,380円931,380円
96回26,918円2,584,128円1,084,128円
108回25,386円2,741,688円1,241,688円
120回24,200円2,904,000円1,404,000円

※いずれも借入額1,500,000円、金利15.0%で計算

この借り入れでは金利が下がったにもかかわらず、借入期間の長期化や元金返済額の減少により支払利息は逆に多くなっていることが分かります。

毎月の返済額が減って収支が安定する半面、総返済額がおまとめローン前と比較して最大で70万円近く増加することを理解しておく必要があります。

おまとめローンと借り換えローンの違い

おまとめローンと似た商品で「借り換えローン」というものがあります。

金融機関によってはおまとめローンの事を「借り換えローン」と呼ぶこともありますが、一般的には以下のように使い分けられます。

おまとめローン複数の借り入れを一本化するローン
借り換えローン1社の借り入れを条件の良い(金利や借入期間等)金融機関で借り直すこと

いずれも現在の借入条件よりも有利な条件(返済負担の減少など)で借り換えし完済を目指す点では同じといえるでしょう。

おまとめローンとフリーローンの違い

銀行によっては「おまとめローン」や「借り換えローン」と名前の付く商品がない場合も多いです。

その際はフリーローンと呼ばれる商品がないか確認してみましょう。

フリーローンは借り入れの一本化を含め、基本的に資金使途(借入金の使い道)を限定しないローンの事です。

つまり「おまとめローン」としても「借り換えローン」としても利用できます。

おまとめローンとカードローンの違い

おまとめローンは基本的に返済専用ローンです。

まとまったお金を借りて他の借り入れを一本化した後は、そのまま借入金を分割して返済していくことになります。

新たにお金を借りることはできず借入金額が増えることもないため、最終返済日を明記して契約されます。

そのため具体的な借金完済の目途が立ち返済できる強みがあります。

反対に、カードローンのように借入限度額が設定されていて、枠が空けば再度お金を借りられるというローンではありません。

借入限度額という概念そのものがなく返済のみのローンです。

銀行と消費者金融のおまとめローンの違いは融資の種類

銀行のおまとめローンと消費者金融のおまとめローンの大きな違いは2つあります。

  • おまとめできる借金が異なる
  • おまとめしたローンの取り扱い

借金にはいくつか種類があり、おまとめローンを組む際には自分がどんな借金をしているのかを先に理解しておく必要があります。

なぜなら、消費者金融のおまとめローンでは一本化できない融資があるためです。

おまとめ対象銀行消費者金融
銀行カードローン※3
銀行使途限定ローン ※1※3
消費者金融カードローン
消費者金融
フリーローン
クレジットカード
ショッピング一括払
※3
クレジットカード
ショッピングリボ払い
※3
クレジットカード
キャッシング
銀行のおまとめローン※2※3
消費者金融
おまとめローン
※3
銀行の事業性融資※2
消費者金融の事業性融資
(ビジネスローン)
※2

※1 フリーローンの場合可能。ただし、金利が上がる可能性が高く顧客不利になると断られる
※2 一部の銀行ではフリーローン対応で「おまとめローンの再おまとめ」や「事業性融資」としての借り入れも可能
※3 アイフル等一部の消費者金融では対応可能な場合もある

消費者金融のおまとめローンでは、消費者金融から直接現在の借入金融機関へ振り込して、借金を返済してくれる場合が多いです。

おまとめするローンがカードローンの場合は、カードローン枠が空くことによる再度の借り入れを防ぐ目的から、カードローン契約を解約することがおまとめローン利用の条件になります。

銀行では、銀行から現在の借入先に直接振り込むのではなく、一度顧客の銀行口座に入金し顧客から借入先へ振り込みさせる場合が多く、後日「振込明細書」や「完済証明」、「解約証明」等の提出を求めてきます。

銀行によっては完済先カードローンの「解約」までを条件にしない場合や、フリーローンの利用であれば、顧客の銀行口座に入金したらその後の返済管理までしないこともあります。

これは各銀行によって取り扱いが異なるため事前に確認しておく必要があります。

銀行のおまとめローンでは、カードローン契約の解約まで求めないことが多いのも事実です。

低金利なローンで一本化したいなら銀行のおまとめローン

おまとめ専用のローンを取り扱う銀行は多くありません。

なぜなら銀行のローンは総量規制の対象外になるため、お金を借りるときの限度額を高額にすれば一本化にも流用できるからです。

カードローンやフリーローンなら、他社への返済が済んだあとも追加でお金を借りられるのでキャッシングおすすめです。

楽天銀行スーパーローンの最低返済額は月々2000円から

楽天銀行スーパーローンは楽天カードのキャッシングとは違い、おまとめローンとしても利用できる資金使途自由のカードローンです。

楽天銀行スーパーローンは借入金額に応じて最低2,000円から返済できます。

毎月の返済額を減らすことで、ローンを一本化したあとの支払い負担を軽減可能です。

申し込み時には楽天会員ランクに応じて審査が優遇されたり、入会でもれなく楽天ポイントが1,000ポイント付帯されたりするなど他の銀行にはない特典があります。

スマホから簡単に申し込みできて、お金借りるアプリを使えば24時間いつでも融資可能なので使い勝手も良いカードローンといえます。

金利年1.9%~14.5%
限度額800万円
返済回数-
融資時間最短翌日

イオン銀行カードローンは審査後5日程度でカードを受け取れる

イオン銀行カードローンは審査結果がメールで届き、契約完了すると5日程度でローンカードが郵送されます。

イオン銀行の普通預金口座をお持ちの人は、ローンカードが自宅に届くまでの間に振り込みで1度だけお金を借りられます。

申し込みから契約までWeb完結。24時間365日対応しているので、日中仕事で来店が困難な人にも最適。資金使途自由のカードローンであり、おまとめローンとしても利用できます。

ローンカードはイオン銀行ATMのほか、イーネット、ローソン銀行ATMを手数料無料で使えます。

金利年3.8%~13.8%
限度額800万円
返済回数自動更新
融資時間-

東京スター銀行おまとめローンは年収200万円以上で申し込める

東京スター銀行おまとめローン「スターワン乗り換えローン」は、年収200万円以上ならば契約社員や派遣社員の人も申し込めます。

金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等で事業性融資を除く)のいずれの借り入れでもおまとめ可能。

カードローンではなく返済専用ローンとなることから、具体的な借金完済までの目途を立てたい人におすすめのおまとめローンです。

ほかの金融機関と比較して利用条件が厳しい面もありますが「仮審査最短3日」や「保証料込みの最大金利が14.6%」など好条件で契約できるローンです。

金利年率9.8%・12.5%・14.6%
限度額1,000万円
返済回数10年
審査時間仮審査最短3日

NCBおまとめローンは最長180回払いで返済できる

NCBとは西日本シティ銀行のことで、NCBにもおまとめ専用ローンの取り扱いがあります。

NCBおまとめローンの特徴は、返済期間が最長15年(180回払)まで可能な点です。

おまとめローンは返済期間が長くなればなるほど毎月の返済額は下がっていきます。そのぶん家計も楽になりますし、確実な返済計画を立てられます。

繰上返済の手数料は無料なので、資金に余裕が出たら一部繰上げ返済もできます。

自分の返済ペースで長期間の返済予定を組みたい人に最適なおまとめローンです。

金利年4.5%~15.0%
限度額500万円
返済回数180回
審査時間-

審査が早い消費者金融のおまとめローン

消費者金融は銀行と比較して金利が高い傾向にありますが、借入金額が100万円以上の場合は利息制限法により金利は下がるため、銀行と比較しても上限金利に大きな違いはなくなります。

即日融資にも対応していることから、急いで他社借り入れを一本化したい人は消費者金融のおまとめローンも検討してみましょう。

プロミスおまとめローンは電話で申し込む

プロミスのおまとめローンはWeb申し込みを受け付けていないので、プロミスコールに電話をかけて手続します。

自動契約機からの申し込みなら即日融資も可能なので、とにかく早く他社借り入れを一本化するのに適したローンです。

プロミスおまとめローンは、直接これまでの借入先に入金して返済してくれるため、自分で完済手続きを行う手間がありません。

銀行ローンでは借り入れそのものが難しい主婦や学生であっても、パートやアルバイトによる安定した収入があれば借入可能です。

金利年6.3%~17.8%
限度額300万円
返済回数120回
審査時間最短即日

アイフルかりかえMAXは銀行ローンもおまとめ対象

アイフルかりかえMAXは、消費者金融では珍しく銀行ローンやリボ払いもまとめて一本化できます。

「かりかえ」とあるように、他社1社のみ利用している場合であっても借り換えにより返済負担を減らせます。

アイフルのWeb契約であれば、自宅に郵送物が届きませんので家族へバレずにお金を借りられます。

家族に言えない借金を早く返済したい人に適したローンです。

金利年3.0%~17.5%
限度額800万円
返済回数120回
審査時間最短即日

SMBCモビットおまとめローンは電話とWebで契約する

SMBCモビットおまとめローンは、電話での申し込んだあとに会員サービス「Myモビ」で契約を完了させます。

申し込み時には毎月の返済額なども聞かれるため、相談も兼ねて話してみるといいでしょう。

ちなみに先にSMBCモビットへ入会している必要があるため事前に契約を済ませてください。

SMBCモビットおまとめローンも、他の消費者金融と同様に返済専用です。

SMBCモビットは大手消費者金融カードローンの中では最長の160回返済が可能です。

とにかく毎月の返済額を抑えたい人におすすめのおまとめローンです。

金利年3.0%~18.0%
限度額500万円
返済回数160回
審査時間最短即日

「いつも」のおまとめローンは銀行ローンも一本化できる

いつものおまとめローンは、消費者金融やクレジットのキャッシングのみならず、銀行ローンもおまとめ対象になります。

消費者金融「いつも」は高知県高知市本社がある中小消費者金融です。

「いつも」の会社名を聞いたことがない人は多いかもしれませんが、金融庁に登録された正規の金融機関です。

大手消費者金融ではスコアリングシステムで自動審査を行いますが、中小消費者金融では借り手の現状を重視するなど独自の基準で判断することから、融資の審査に融通が利く場合もあります。

大手消費者金融で審査落ちした人も中小消費者金融なら通過する可能性があるため諦めず申し込みして下さい。

金利年4.8%~18.0%
限度額500万円
返済回数60回
審査時間最短30分

アロー借り換えローンは100万円以上をまとめるときに利用しよう

中小消費者金融アローの借り換えローンは上限金利を19.94%としており、大手消費者金融より金利は2%高くなっています。

そのため利息制限法で15%に規制される100万円以上の借り入れにならないと、不利な条件でお金を借りる可能性は高くなるでしょう。

アローの借り換えローンでは、借り換えできる対象が消費者金融ローンと、クレジットのキャッシングに限定されてしまうものの、借入期間が180回最長15年と消費者金融の中で最長の返済期間となります。

返済期間が長くなると利息は増えてしまいますが、とにかく毎月の返済額を減らしたい人に向いています。

金利年15.00%~19.94%
限度額200万円
返済回数180回
融資時間最短即日

おまとめローンの申し込みに必要なもの

おまとめローンの申し込みに際し必要になる書類があります。

借入金融機関によって異なる場合がありますが、下記に記載するものをそろえておきましょう。

  1. 本人確認書類
  2. 収入確認書類
  3. 他社借入明細
  4. 銀行口座番号や銀行印(返済用通帳のもの)

具体的に、大手消費者金融のプロミスのおまとめローンと、東京スター銀行のおまとめローンの必要書類を例に説明していきます。

本人確認書類

本人確認書類とは、申込者の「氏名」「生年月日」「住所」「性別」などが分かり、本人が特定できる書類の事です。

代表的なものは運転免許証ですが、運転免許証がない場合でも代替書類があるので問題ありません。

プロミスの場合

書類名補足
運転免許証経歴証明書でも可
パスポート2020年2月3日以前に申請し発行されたもので、住所欄に現在の自宅住所が記載されているもの
健康保険証
マイナンバーカード通知カードは不可
在留カード/特別永住者証明書

書類に記載されている自宅住所と現在の住所が違う場合は、下記のいずれかの追加資料を用意して下さい。

  • 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
  • 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
  • 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
  • 社会保険料の領収書

東京スター銀行の場合

書類名補足
運転免許証経歴証明書でも可
マイナンバーカード通知カードは不可

※外国籍の人は在留カードまたは特別永住者証明書の写しの用意もあわせて必要

収入確認書類

収入確認書類とは、申込者の申告した年収が正しいか検証するために必要です。

年収は審査する上で重要な指標なので、申告内容と確認書類の内容が異なる場合は審査が無効となります。

プロミスの場合

書類名補足
源泉徴収票最新のもの
確定申告書最新のもの
税額通知書最新のもの
所得証明書最新で「収入額」と「所得額」の記載があるもの
給与明細書+賞与明細書給与明細(直近2ヵ月)・賞与明細(直近1年)

ただし、プロミスでは以下のいずれにも該当しない場合は書類の提出は不要です。

  • 希望借入額が50万円を超える場合
  • 希望借入額と他社利用残高の合計が100万円を超える場合
  • 申込時の年齢が19歳以下の場合

東京スター銀行の場合

書類名補足
源泉徴収票(原則)最新のもの
確定申告書源泉徴収票がない場合、もしくは外交員報酬等で確定申告をしている場合
住民税決定通知書源泉徴収票がない場合
課税証明書源泉徴収票がない場合
直近3か月の給与明細昨年中途入社もしくは入社1年未満の場合

他社借入の明細

実際に提出が求められない場合が多いですが、振込金額を確定させるために、おまとめする借入残高や振込先が分かる明細書を取り寄せておきましょう。

ネット銀行や消費者金融の場合はWeb上で現在の借入状況が分かりますが、一般の銀行では銀行側に書類を用意してもらいます。

現在の借り入れの利息もあわせて一本化する場合は、完済日時点での利息と元金の計算しなければいけません。

例えば1月10日に完済する場合と1月20日に完済する場合では、10日分の利息が追加されるため支払金額が変わります。

おまとめローンの借入予定日時点の残高証明書を発行してもらうように問い合わせして下さい。

銀行口座番号や銀行印(返済用通帳のもの)

ご自身の銀行口座から引き落としでおまとめローンを返済する場合は、引き落とし用の銀行口座番号を確認しておきましょう。

対面でおまとめローンを契約する場合、契約書に銀行印の押印が必要になるため、あわせて用意してください。Web完結契約の場合は必要ありません。

銀行によっては返済実績に遅れがないか、現在の借り入れの返済用通帳も必要になる場合があります。

直近1年以内に延滞があると、審査通過が困難になります。おまとめローンを組みたいと考えている人は、延滞してしまう前に早めに申し込みして返済負担の軽減を図りましょう。

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