リボ払いの金利は高い?クレジットカード払いの注意点

リボ払いの注意点

クレジットカードの支払い回数には、1回払いや2回払いという特定の回数を指定する方法の他に、リボルビング払いがあります。

ここでは略して「リボ払い」(以下、リボ払い)と呼ぶのこと多い、この支払い方法を選択するメリットと思わぬ落とし穴についても説明します。

目次

リボ払いとは?

クレジットカードのリボ払いとは、利用金額に関わらず、毎月一定の金額だけの支払いを行っていく方法です。

この一定の金額は自分で決めることができます。多くのカードでは5000円が最低金額で、以降1万円、2万円、3万円と1万円単位のことがほとんどです。

利用金額が10万円だった場合でも、これを5000円としていた場合、毎月5000円ずつの支払いを行っていけば大丈夫という訳です。

リボ払いではこのように、利用金額に関わらず毎月の支払い金額が一定なので、高い買い物をする時や、キャッシング枠を利用して比較的高額のキャッシングを行う場合にとても有効な支払い方法だと言うことができます。

リボ払いでは金利が発生する

しかし、このリボ払いを選択すると、利用金額に対して必ず金利が発生します。

通常クレジットカードを使った買い物では、1回払いの場合はこの金利は発生しません。

そして、カードや契約内容によっては2回払いや3回払いでも金利が発生しないという場合もありますが、リボ払いでは必ず金利が掛かってしまいます。

例えば2万円の買い物をして、毎月1万円のリボ払いを選択すると、支払い回数は3回になります。

それは、2回目までの支払いは1万円ずつで、3回目には金利分を支払う為です。

この場合に、もし2回払いまで金利が掛からないカードだと、2回払いを選択すると、2回目まではリボ払いと同様に毎月1万円の支払いで、3回目の支払いはありません。

このようなこともあるので、手持ちのカードや契約内容をきちんと確認しておいた方がいいでしょう。

買い物とキャッシングでは金利が異なります

クレジットカードを使用したことで発生する金利は、買い物をした場合は年利15%、キャッシングの場合は18%となっていることが多いです。

リボ払いの場合もこれが適用され、買い物なら15%、キャッシングなら18%の金利が掛かります。

この金利は残りの支払い残高に対して掛かるので、支払い回数が進んで支払い残高が減っていくと、発生する金利の額も少なくなっていきます。

例えば10万円の支払い残高に対しての30日間の年利15%での金利は1232円ですが、5万円になると、ちょうど半分の616円です。

これが年利18%のキャッシングでは、10万円の場合は30日間で1479円、5万円だと739円と、買い物の15%よりそれなりに高くなります。

リボ払いは支払回数と利息が多くなりやすい

このように、リボ払いはその後の毎月の負担が極力少なく済む支払い方法なので、利用されることも多くなっていますが、気を付けなくてはいけない点があります。

それは、支払い回数が多くなってしまうと、金利がかなり高くなる場合があるということです。

年利15%で計算して、20万円の買い物を行い、毎月1万円のリボ払いを選択した場合の毎月の支払い金額はもちろん1万円ですが、支払い回数は24回になり、合計で231576円を支払うことになります。

この場合は31576円が金利分です。

このケースではそれほど高い金利だとは思わないかも知れませんが、同じ買い物で毎月5000円のリボ払いでは、支払い回数は28回、合計で278954円の支払いになり、このうちの78954円は金利分です。

毎月5000円ずつだと支払い回数は倍になり、金利の金額はそれ以上に高くなるのです。

もっと支払い回数が多くなると、金利は更に高くなります。30万円の買い物に対して毎月5000円のリボ払いだと、支払い回数は112回にもなり、合計支払い金額は何と557868円です。

30万円の元の支払い金額に対して、257868円も金利が掛かるということになってしまいます。

このように、リボ払いは支払い回数が多くなると、とんでもないことになってしまいます。決して毎月5000円ずつの支払いなので大丈夫などと簡単に考えてはいけません。

一括払いも検討し早めに完済する

リボ払いにした後で、このままではかなり金利が掛かってしまうと気付いた場合、途中で一括払いに変更することができます。

この場合は残っている支払い残高と、直近の支払日から一括で支払いを行う日までの日割りの金利だけの支払いになります。

特に残りの支払い回数が10回以上残っている場合には、この一括での支払いを検討してみましょう。

これを行うには、利用しているクレジットカード会社に残りの支払い残高を一括で支払いたい旨の連絡を行い、支払日と支払い金額を確認し、指定された銀行口座まで振り込みで行います。

この一括払いは5回払いや10回払いなどを選択した場合でも可能です。

これらの場合もその支払い回数に応じた金利が掛かっているので、できれば一括での返済を行ってしまった方が得になります。

リボ払いよりも短めの回数指定払いを選択しましょう

1回払いでは支払いが難しいような場合、ついリボ払いを選択してしまうこともあると思いますが、回数指定ができる場合はそちらの方をおすすめします。

例えば20万円の支払いを5回払いで行う場合、掛かる金利が年利15%だと、毎回の支払い金額は41512円になり、合計の支払い金額は207560円です。

金利は7560円で、それほどの金額ではありませんが、毎月1万円のリボ払いでは上記のように合計して231576円で、金利は31576円になってしまいます。

毎月の支払い金額を極力抑えたいと考えた場合、合計してどれだけの金額を支払うことになるかまでは気にしないものです。

その為、気が付けば実はすごく高い金利を支払っていたということも少なくありません。

尚、キャッシングの場合はクレジットカードを問わず、支払い方法が1回払い、もしくはリボ払いしかありません。

よって、リボ払いを選択することが買い物の場合と比べて多くなると思いますが、なるべくならリボ払いは避けた方がいいでしょう。

金利も買い物の場合より高い年利18%のことがほとんどなので、想像以上の金利を支払うことになってしまう可能性があります。

もしこれを選択してしまった場合は、できればなるべく早く一括で返済することをおすすめします。

また、リボ払いとは関係ありませんが、キャッシングでは1回払いでも必ず金利が発生します。

この点は買い物で利用する場合とは異なるので注意してください。

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