アコムの審査通過率は高い?アコムの審査基準と落ちる理由

アコムの審査

アコムは、毎月発行されるマンスリーレポートで審査通過率を発表しています。

お金を借りたい人にとって、審査の通りやすさは借入先を選ぶ基準として重要な指標といえるでしょう。

併せて審査の基準を把握しておくことで、自分が審査に通るかどうか判断できます。

確実にお金を借りるために審査が通りやすい金融機関を選び、その対策を立てるようにしましょう。

アコムの審査通過率

大手消費者金融5社のうち、レイク(令和5年1月4日よりレイクALSAからレイクへ社名変更)以外は「マンスリーレポート」を毎月公表しており、直近の新規申込数と新規顧客数が掲載されています。

審査通過率は、新規申込数のうち新規顧客となった数で計算できます。以下に大手消費者金融各社の審査通過率をまとめてみました。

消費者金融審査通過率
アコム40.9%
アイフル38.4%
プロミス43.8%
SMBCモビット43.8% ※1
レイク32.6% ※2

※1 プロミス及びSMBCモビットはマンスリーレポートで合算して計算
※2 レイクは四半期ごとの報告のため、2022年9月現在の審査通過率

アコムの審査通過率は40.9%と、他社大手消費者金融よりも審査通過率が高いことが分かります。

確実に借入をしたい人は、少しでも審査通過率が高い金融機関を選ぶことも手段の一つと言えるでしょう。

目次

アコムの審査に申し込める最低条件とは

アコムの審査に通るためには、まずアコムの契約基準に合致している必要があります。アコムのホームページには契約に関する基準が掲載されています。

18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約(※)いただけます。
※18歳、19歳の方は、お申し込みにあたり収入を確認できる書類(給与明細2ヵ月分など)が必要となります。

引用元:よくあるご質問

以上から、アコムと契約するためには

  • 18歳以上(高校生を除く)である
  • 安定した収入と返済能力がある
  • アコムの定めた基準を満たしている

これらの条件をすべて満たしている人のみアコムに申し込めます。

仮にひとつでも満たしていない場合は、審査を受ける前に審査落ちが決まってしまいます。

安定した収入と年収の多さは無関係

安定した収入とは「毎月決まった収入がありかつ金額に大幅な変動がないこと」を指しており、年収の多さとは直接的な関係はありません。

安定した収入がある代表的なものが「会社員」でしょう。

会社員であれば手当などによって多少の変動があったとしても、毎月ほぼ一定の給料を得られます。これが安定した収入です。

例えば、毎月50万円の総支給を12ヵ月受けた会社員と、12ヵ月の内1ヵ月だけ600万円の利益を得た個人事業主であれば年収は同じ600万円になります。

しかし、後者は安定した収入とは言えず審査に通らない可能性が高いです。

流行りや一過性のブームなどにより単年度の収入が増加したとしても、継続できなければ安定した収入とは言い難いため、審査に通らない可能性が高いです。

このように「安定した収入」とは、毎月一定の金額を確実に受け取れることを指しています。

パート・アルバイトでも借り入れ可能

アコムはパートやアルバイトでも契約が可能です。

パートやアルバイトも毎月「安定した収入」があると判断されます。

年収が100万円程度であったとしても、毎月収入があればアコムでは安定した収入があると判断されます。

後述しますが、総量規制や返済比率に基づけば、給与が毎月5万円程度あればアコムの審査に通る可能性は十分あるでしょう。

正社員よりも収入が少ないからといって審査上不利になることはなく、アコムの基準に合致していれば申し込めるのが強みともいえます。

ただし、単発バイトを不定期にしている場合は収入の継続性がないので、定期的に収入を得られる仕事に就いてから申し込むことをおすすめします。

未成年や無職は借り入れ不可

未成年や無職の人は、アコムの申し込み基準を満たしていないため、アコムからお金を借りるのはもちろんのこと、申し込むこともできません。

アルバイトでたくさん収入を得ていても、18歳以上にならなければ申し込めません。

無職の人は収入がないため「返済能力がない」と判断されてしまい、やはり申し込めないのです。

アコムでお金を借りる以上、必ず返済していかなくてはならないため、まずは仕事に就いて収入を得ることから始めましょう。

返済能力は収入に対する支払いの比率で判断される

返済能力とは「返済にあてるお金を生み出せる能力」の事です。簡単に言えば「借りたお金を約束通り期日に返済できる力」を指します。

アコムの審査では下記を基に契約するかどうかを判断します。

  • 現在の年収
  • 現在の他社借入
  • 今回申込した希望借入限度額

その判断基準を数値化したものが年収に対する金額の割合です。

  • 返済比率
  • 総量規制

返済比率とは「年収に対する年間の借入返済額の割合」を言います。

例えば、年収200万円の人が下記のような借入状況だった場合の返済比率を計算しました。

ローン借入総額年間返済額
A社10万円3万円
B社40万円10万円
C社50万円12万円
合計100万円25万円

この場合では年間返済額が25万円のため、返済比率は下記の式で求められます。

25万円÷200万円×100=12.5%

アコムをはじめとした大手消費者金融、その他銀行や信用金庫などでも、この返済比率は審査に大きく影響します。

一般的に返済比率は35%以下が望ましいとされており、確実に審査を通したいのであれば30%以下に抑えると良いでしょう。

一般的な金融機関が、この返済比率の上限を設定しており、その大半が35~40%以内と言われております。

引用元:長野ろうきん

返済比率には、新たに申し込みした借入希望額の返済額も計算に含めるので、アコムから50万円借りて年間12万円返済する場合は下記になります。

ローン借入総額年間返済額
A社10万円3万円
B社40万円10万円
C社50万円12万円
アコム50万円12万円
合計150万円37万円

37万円÷200万円×100=18.5%

この借入金額なら返済比率の基準に問題はないと判断されます。

総量規制とは「借入総額が年収の1/3を超えて貸付してはならない」とする貸金業法に定められた規制の事です。

アコムで新たにお金を借りる際には総量規制がかかるため、現在の借入総額と年収から借入限度額を算出することになります。

年収200万円の人なら、借入限度額は以下の式で求められます。

200万円÷3=66.7万円

年収200万円の人が総量規制範囲内でお金を借りられのは66.7万円が上限ということになります。

お金を借りるとき返済比率に問題がなかったとしても、借入総額が総量規制の限度額を上回ると審査には通りません。

総量規制はアコムのほかプロミスやアイフルなど貸金業者に課せられた規制ですので、ほかの消費者金融に申し込みしてもお金は借りられません。

ただし総量規制は貸金業者に課せられた規制のため、銀行や信用金庫は適用されません。

とはいえ融資審査における一つの基準となっているため、審査に通る可能性は低いと言えるでしょう。

審査で調査される属性と信用情報

アコムの審査基準は非公開となっていますが、アコムの審査では「属性」及び「信用情報」の確認が行われます。

年収や勤続年数などの「属性」

属性とは、申込人の「年収」「業種」「勤続年数」「勤務先」「雇用形態」といった個人に属する情報を表します。

たとえば、勤続年数は長いほどスコアリングの点数が高く、パートやアルバイトよりも正社員の方が高くなります。

審査では家族構成や仕事に関する書類を提出しますが、それらの書類と申告した内容が合致しているかも審査対象です。

本当はパートで働いている人が正社員と偽ったり、勤務先欄にすでに退職した会社を記入したりしても、審査でバレてしまいます。

嘘を申告する人にお金を貸すことはアコムにとってリスクが大きいため、バレた時点で審査落ちになる覚悟が必要でしょう。

個人信用情報の照会

信用情報とは、「過去の延滞履歴」「現在の返済状況」「現在の借入状況」「審査申込履歴」などに関する情報を表します。

審査に最も大きな影響を与えるのは「個人信用情報」です。

延滞中であったり債務整理中であったりした場合など、信用情報に問題があるとアコムの審査に通る可能性が極めて低くなるでしょう。

具体的には、(株)シー・アイ・シー(CIC)と(株)日本信用情報機構(JICC)という個人信用情報機関へ申込者の個人信用情報を照会し、これまでにクレジットカードの支払いやローンで延滞したことがないか、債務整理などしたことがないかを調査します。

こういったマイナスの情報を「事故情報」といいます。

事故情報は「長期延滞」「強制解約」「代位返済」「債務整理」という種類に分かれており、主な内容は下記の通りです。

金融事故内容
長期延滞返済日や支払日から61日以上または3か月返済が遅れること
強制解約クレジットカードやカードローンの契約違反や長期延滞などにより契約が打ち切られること
代位返済長期延滞などで保証会社が代理で返済すること
債務整理借り入れの返済負担を軽減するために、「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」をすること

アコムの審査では、申込者の申告内容及び信用情報開示によりスコアリング(点数化)が行われ、その点数によって審査の可否が判断されます。

※スコアリングシステム:個人の信用度を点数化(スコアリング化)して、審査を迅速・中立的に行えるシステムのこと

こういった情報が登録されている場合は、審査に通ることは非常に難しくなるでしょう。

アコムの審査に落ちる4つの理由と対策

審査落ちの主な理由としては、収入、個人信用情報、在籍確認、他社借り入れなどに関することが考えられます。

審査落ちの要因対策
収入が安定・継続していない勤続年数を積み重ねる

すでに何度か触れていますが、アコムの申し込み条件にもあるように、アコムを利用するには収入が安定している必要があります。

そのため、転職を繰り返している人や現在の勤務先で働き始めたばかりの人などは、審査に通るのが難しいこともあります。

臨時雇用や不定期雇用といった人も、定期的な収入があるとは判断されないため審査上不利になるでしょう。

安定した収入を得ていると判断してもらうためには、勤続年数(月数)を積み重ねる必要があります。

同じ勤務先に1年以上勤務していると審査に通りやすいですが、転職したばかりの人は少なくとも半年など数か月は経過してから申し込むようにしましょう。

審査落ちの要因対策
収入が安定・継続していない過去に金融事故を起こしている事故情報が消えるのを待つ

個人信用情報を照会した結果、過去に長期延滞や債務整理などの金融事故を起こしたことがわかると、審査に通るのは難しくなります。

返済を契約どおりに行わなかった人に対して融資することは、アコムにとってリスクが大きいためです。

個人信用情報機関に登録されている事故情報は永遠に消えないわけではなく、一定期間(多くは5年間)で消去されます。

そのため、仮に何らかの事故情報がある場合は、記録が消えてから申し込むことをおすすめします。

ちなみに、自分の個人信用情報にどのような記録がされているかを知りたい場合は個人でも照会できますので、アコムに申し込む前に調べるのも良いでしょう。

審査落ちの要因対策
他社からの借り入れ金額・件数が多い借り入れ金額や件数を減らす

アコム以外からいくつかお金を借りている場合は、審査に落ちることがあります。

アコムは消費者金融なので総量規制の対象になり、年収の3分の1までしかお金を貸してくれません。

借り入れ金額には余裕があってもお金を借りている件数が多いと、これ以上アコムから借りたら返済してもらえるかどうか不安視されるため、審査上不利になる可能性があります。

他社借入があるる場合は完済可能なものは完済し、残った分も借り入れをまとめるなどして件数を少なくすることをおすすめします。

借り入れ件数を減らすことはアコムからお金を借りやすくなるだけでなく、返済日の管理がしやすくなり返済忘れといったトラブルを回避する効果もあります。

「3秒診断」を利用するのもおすすめ

アコムの審査に不安のある人は、「3秒診断」でお金を借りられるかどうかを試してみるのも良いでしょう。

「年齢」「年収」「他社からの借り入れ状況」の3つの項目を入力するだけで簡単に診断できます。

ただし、「借り入れ可能」と判断されても、実際の申し込みで必ずしも審査に通るわけではありませんので注意してください。

アコムの審査から借り入れまでの流れ

アコムは、最短30分で申し込みから借り入れまで完了します。

申し込み方法には、インターネット、自動契約機(むじんくん)、電話、郵送という5つの方法があります。

それぞれの受付時間を下表にまとめましたので、即日融資を希望する人は時間に余裕を持って申し込んでください。

申込方法受付時間
インターネット24時間365日
自動契約機(むじんくん)9:30~18:00(土日祝日は休業)
電話24時間365日

※ただし、一部営業時間が異なる店舗あり

郵送による申し込みはアコムからお金を借りられるまで数日かかりますので、ここでは省略しています。

アコムの申し込み時には本人確認書類と、一定の条件に該当する人は収入証明書類を提出します。

本人確認書類

本人確認書類は、申込者すべてに提出が求められており、アコムでは以下のものが認められています。

  • 運転免許証
  • 保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

これらの中から1点または2点の提出が求められ、上記の書類の中で1点しかない場合は、次の書類でも対応してもらえます。

  • 住民票の写し
  • 公共料金の領収書

収入証明書類

アコムで収入証明書類の提出が必要になるのは次の場合です。

  • アコムから50万円を超える借り入れ
  • 他社を含めた借り入れ金額が100万円を超える

収入証明書類として認められているのは次の書類です。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書

収入証明書はすぐに用意できないものもあるので、条件に該当する場合は早めに準備しておくことをおすすめします。

審査の結果について、アコムから通知が届きます。通知される方法は申し込みをした方法によって以下のように異なります。

申込方法審査結果の通知
インターネットメールで通知
自動契約機(むじんくん)その場で通知
電話電話で通知
郵送電話で通知

インターネット申し込みの場合、原則としてメールで結果が通知されますが、不備があった場合は電話がかかってくることもあります。

審査に通ればすぐにアコムからお金を借りられます。

カードを発行した場合はアコムATMやコンビニなどの提携ATMを利用した借り入れができ、来店しなくてもインターネットや電話から振込融資でお金を借りられます。

在籍確認の電話連絡はない

申し込みフォームに入力した内容や提出した必要書類をもとに、アコムで審査が行われます。

審査には返済能力を調査するために、給料の支払元を確認します。

従来は電話で行われていましたが現在は提出された書類で判断するため、原則として電話の在籍確認なしで審査は進められます。

Web申し込みとATMを組み合わせるとお金を早く借りられる

スマートフォンをお持ちなら、Web申し込みしたあとにアプリをインストールしてセブン銀行ATMでお金を借りましょう。

アコムのお金借りるアプリ「myac」を使えば、ATMに表示されるQRコードをスマホで照合してカードレスですぐにお金を引き出せます。

アコムの店舗に行く必要はなく、郵便物もないためバレずに借りたい人にもおすすめです。

自動契約機を使って申し込みたい人は事前にインターネットから申し込みを済ませておき、自動契約機(むじんくん)でカードを受けとるようにしましょう。

  1. インターネットまたは電話で事前に申し込みをする
  2. 審査を受けている間に自動契約機(むじんくん)に移動する
  3. 審査に通過したらカードを発行する
  4. ブース内に併設されたATMや提携ATMでお金を借りる

事前に申し込みをしたあと、自動契約機(むじんくん)へ移動中に審査が終われば、すぐに自動契約機(むじんくん)でカードを発行し併設されたアコムATMでお金を借りられます。

振込融資なら来店せずに即日融資も可能

アコムに申し込み後、審査に通ってもATMに行く時間がないという場合には、インターネットや電話からアコムに振込融資を依頼します。

この方法なら、コンビニエンスストアや自動契約機(むじんくん)に出向くことなく自分の口座に入金してもらえます。

振込融資には次の3つのメリットがあります。

  • 手数料無料
  • 24時間365日借り入れ可能
  • 楽天銀行に口座を持っていれば、いつでも最短1分で振込可能

楽天銀行に口座を持っている人であれば、土日祝日でもほぼ24時間、最短1分で口座に振り込んでもらえます。

ほかの金融機関は夜間や土日に振込依頼をした場合、翌日や翌営業日に入金が反映されることになり、金融機関によってそれぞれ時間が異なります。

申し込み時に「即日融資希望」と伝える

急いでお金を借りたい場合は、アコムへの申し込みを完了したらすぐに、フリーダイヤルに電話をかけて、「即日融資を希望する」ことを伝えてください。審査を優先して行ってくれる可能性があります。

ただし、21時以降に申し込んだ場合は連絡が翌日になったり、21時前の申し込みでも混雑している場合は翌日になってしまうことがあったりします。

なるべく早い時間帯に申し込みする

アコムへの申し込みは、早い時間帯ほど空いている傾向があります。

空いているほど審査は早く行われますので、午前中など早い時間帯の申し込みがおすすめです。

また、審査で何らかのトラブルや書類漏れなどがあっても、時間に余裕があれば焦ることもなく、即日融資を受けられる可能性が高くなります。

さらに、申し込み時期によっても混雑状況が異なり、週末や連休前などは申込者が多くなる傾向がありますので、アコムからお金を借りる予定が決まっている場合は早めの申し込みが安心です。

アコムの金利は高い?金利を下げる方法

アコムの金利は3.0%~18.0%とされており限度額に応じて適用される金利が異なります。

金利に幅がありますが、初めてアコムを利用するときは上限金利を適用する場合がほとんどです。

たとえば、初めてアコムから10万円を借りる場合の金利は一般的に18.0%になります。

限度額金利
1万円~99万円7.7%~18.0%
100万円~300万円7.7%~15.0%
301万円~500万円4.7%~7.7%
501万円~800万円3.0%~4.7%

ほかの消費者金融カードローンの金利と同程度

アコム以外の貸金業者はどのくらいの金利を適用しているか調べるために、大手消費者金融5社の金利をまとめてみました。

消費者金融金利
アコム3.0%~18.0%
アイフル3.0%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%
レイク4.5%~18.0%
SMBCモビット3.0%~18.0%

3.0%~18.0%に設定されている消費者金融が多く、そのほかも若干の違いはありますがいずれもほぼ同程度の金利になっていることがわかります。

したがってアコムは特に金利が高いというわけではなく、一般的な消費者金融並みの金利といえます。

ただし銀行のカードローンよりは金利が高くなる傾向があります。

たとえばみずほ銀行カードローンの金利は2.0%~14.0%、三井住友銀行カードローンは1.5%~14.5%に設定され、アコムなどの消費者金融のカードローンよりも低い金利となっています。

審査で決定した金利をすぐに下げることは困難です。とはいえ借入方法を工夫すれば利息を減らすことは可能です。

30日間金利0円サービスを利用する

アコムでは、初めて利用する人を対象にして30日間金利0円サービスがあり、契約日の翌日から30日以内に返済したお金は金利が0円になります。

無利息期間が終了して残った残高には通常金利が適用されます。

実際に30日間金利0円サービスを活用するとどれくらい利息の節約になるのか、アコムと銀行カードローンのそれぞれから10万円を借りて90日で返済する場合を比較してみましょう。

下記の計算式にそれぞれの借り入れ利息を計算します。

借り入れ利息=借り入れ元金×利息×借入日数÷365日

アコム:金利18.0%

10万円×0.18×60日(※)÷365日=2,959円

※借入日数:アコムから初めてお金を借りる場合、90日間のうち30日間は金利0円となるため60日で計算します。

銀行カードローン:金利14.0%

10万円×0.14×90日÷365日=3,452円

試算の結果からアコムでお金を借りて30日間金利0円サービスを活用すると、銀行カードローンで借りる場合よりも493円利息が安くなることがわかります。

消費者金融カードローンは銀行と比べて金利は高いですが、30日間金利0円サービスを利用することで実質的には銀行カードローンよりも低い金利で借りることもできます。

限度額を増額して利息制限法の金利引き下げ条件に合致させる

利息制限法は、貸金業者からの借入金額が100万円以上になると金利を最大15.0%制限します。

現在の限度額が100万円未満の場合、増額して100万円以上にすることで上限金利を15.0%までに下げられます。

ただし100万円をアコムから借りるには、300万円以上の年収がないと総量規制に抵触するため融資を受けられません。

アコムに金利の引き下げ交渉をする

アコムに直接電話をかけて金利を下げてもらえるように交渉する方法もあります。

とはいえだれでも交渉すれば金利を下げてもらえるわけではなく、アコムを少なくとも1年程度利用しており定期的に借り入れと返済をしていないと受け入れてもらえないでしょう。

ほかにも契約時にはパートやアルバイトだったけれど正社員になった場合や、収入が上がったタイミングなどで交渉するのもおすすめです。

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